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 平成25年第4回定例会 【採択請願】

公衆トイレの設置[受理番号152]

(25年10月28日採択)

(要旨)
 賀茂川河川敷周辺は,多くの住民が,散策,ウォーキング,ペタンク,グランドゴルフ,ゲートボール,ラジオ体操,サイクリング,ジョギング等を楽しむ憩いの場となっている。また,小学校大文字駅伝大会のコースでもあり,毎年全国から多くの見物客が訪れる葵祭の行列コースにもなっている。
 しかし,北山橋河川敷周辺は,南は北大路橋,北は柊野別れまで行かなければ公衆トイレがなく,ゆっくり時間を過ごすには不便である。特に高齢者や障害者にとっては,移動するのも大変であり,健康上も重大問題となっている。
 この河川敷を利用する多くの住民から,もっとこの美しい自然と住民同士の交流時間を満喫するために,公衆トイレを設置してほしいと要望が上がっている。男女を問わず住民の健康や付近の衛生にとっても,周辺を歩く観光客にとっても,そして災害等の緊急時を想定しても,公衆トイレ設置は必要だと考える。
 なお,署名活動を行い,個人935名,団体11通の署名を集めた。
 ついては,北山橋周辺の河川敷等に,京都府等関係者と連携を図り,公衆トイレを設置されるよう検討願う。

公衆トイレの設置[受理番号153]

(25年10月28日採択)

(要旨)
 賀茂川河川敷周辺は,多くの住民が,散策,ウォーキング,ペタンク,グランドゴルフ,ゲートボール,ラジオ体操,サイクリング,ジョギング等を楽しむ憩いの場となっている。また,小学校大文字駅伝大会のコースでもあり,毎年全国から多くの見物客が訪れる葵祭の行列コースにもなっている。
 しかし,北山橋河川敷周辺は,南は北大路橋,北は柊野別れまで行かなければ公衆トイレがなく,ゆっくり時間を過ごすには不便である。特に高齢者や障害者にとっては,移動するのも大変であり,健康上も重大問題となっている。
 この河川敷を利用する多くの住民から,もっとこの美しい自然と住民同士の交流時間を満喫するために,公衆トイレを設置してほしいと要望が上がっている。男女を問わず住民の健康や付近の衛生にとっても,周辺を歩く観光客にとっても,そして災害等の緊急時を想定しても,公衆トイレ設置は必要だと考える。
 ついては,北山橋周辺の河川敷等に,京都府等関係者と連携を図り,公衆トイレを設置されるよう検討願う。

河合橋の歩道の安全対策[受理番号157]

(25年9月30日採択)

(要旨)
 平成24年に「自転車の通行区分帯」が道路交通法に定める車両等に準拠し,自転車は車道を走行するよう指導が開始された。
 河合橋は昭和13年に架橋され,75年が経過している。そして,歩道の幅員が1.5メートルと極めて狭く,また,車道の幅員も狭いため,橋の両側に自転車は押して通行するよう表示されている。この点について,全市の橋の歩道について,下鴨学区で独自に調査をしたところ,京都市内の橋で歩道の幅が1.5メートルが3箇所,1.6メートルが1箇所,ほかは全て2メートルから最大4メートルで,河合橋の歩道が極めて劣悪な条件であることが判明した。
 河合橋は,京阪電車のターミナル駅として,また,新聞報道によると,同志社大学の学部移転に伴い,1万人近い学生が増加するなど,河合橋の利用者は著しく増加している。
 ついては,「自転車の通行区分帯」の変更に伴い河合橋の歩道が極めて狭いため,歩行者及び自転車を利用する者のための安全な対策の検討を願う。

保育園建設の指導等(中京区橋本町)[受理番号158]

(25年9月30日採択)

(要旨)
 現在,京都市中京区梅屋学区に,京都市認可保育園である(仮称)こぐま中京保育園の建設が計画されている。
 梅屋学区は,中京区のほぼ中央に位置し,着物の染色など京都ならではの伝統産業が中心となって発展してきた,100年以上にわたる長い歴史を持つ地域である。また御所南学区の一画にも位置し,良好な住環境のため,多くの新しい住民が次々と転入してくる住宅密集地でもある。
 その後,市の担当者は,地元の意見を十分に聴取しながら進めていくとのことで,「地域住民の事前の同意なく解体に着手しない」と明言された。
 しかし,5月下旬に開催された説明会で,市から地元に対し十分な意見聴取がなされないまま,建設は決定事項として報告され,現存建物の解体の日時等についての説明を園から受けた。
 そのため,地域住民は市に対して不信感を抱き,今後の進捗に不安を隠せない状況である。
 先人より脈々と受け継いだ地域自治の精神を色濃く残す地域において,地域コミュニティを根本から崩す強引な建設計画には,直接園と隣接する住民はもとより,近隣の住民から数多くの疑問の声が上がっている。
 地域住民は,保育園の建設自体については,少子高齢化の中で子供が多い活気ある町づくりにつながると考えており,保育園を新設することによって待機児童の問題を解決することや女性が働きやすい環境整備などの重要性は,十分に認識している。
 最近は,主にマンション建設に伴い,新たに若い世代の住民が増えてきたため,地域住民のふれあいの場として,従来の体育祭や夷川公園における夏休みのラジオ体操などに加えて,夏祭りやキッズパークなども開催している。また,平成17 年には「梅屋の未来を考える会」を立ち上げ,月例会を行うなど活発な議論を行っている。
 新設される保育園が地域と一体となり,地域住民から愛される施設となるよう,以下のことを願う。
1  地域住民と十分な議論と合意が得られたとは言えない現状で建設工事が始められたことは遺憾であり,本市は今後保育園建設に関して住民の意見を十分に聴取し進めていくよう事業者を指導すること。
2  保育園の開設後においても,保育園と地域住民が十分に連絡を取り問題が生じた場合には解決に向けて京都市も努力すること。

目次][会期日程][議案審議結果][付帯決議等][意見書・決議][採択請願

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